Masanori Matsuda |

Anima prehendre

 

Himi Coast, Himi-shi, Toyama, Nov, 2011

目の前に広がる富山湾
すきまがないほどの定置網が広がっている


漁師は海との駆け引きで網に魚をとり

そこには海への畏怖がつねにあることを

私は漁師との生活から感じることができた

毎日手渡される魚を魚拓にし 
紙の船にその心を託すように折り込む


波内際で定置網の形を掘っては潰され
毎日それを続けている

魚拓の船をゆっくりと置く
波はいつのまにか船を砂浜にしまい込んでいった