松田壯統
house of day, house of night
@Kcua gyarally, Ukyo-ku, Kyoto, Jan, 2016
Japanese / English
1.17の災害の死者・行方不明者は6434人とされている。家の中で起きた時、目の前の壁は抜け、空とがれきが見えていた。隣の部屋はがれきとなったが私は生きている。6434人と私の差はなんだったのか、死の儀式のようなものをうけた事によって、生きる事への認識はがらりと変えられた。それは0歳の自分が色々な可能性を秘めて何人も生まれてくるように。
空虚な数値だけで作る想像の死のイメージを、6434人の人達を、思える気持ちとは。震災から21年後の同日1.17、公園の光が点灯する瞬間を待ちその光を私の部屋に取り込んだ。
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